・皮脂RNAモニタリング技術(注)の実用化に向けたプロジェクト。
(注)皮脂RNAモニタリング技術:日々変動する体内状態を反映するRNAを皮脂から単離し、分 析する技術。あぶらとりフィルムで皮脂を採取するという非侵襲性の(体に負担の少ない) 試験で約13,000種類のRNA発現量を得ることができる。
・これまでの肌測定・解析技術では把握できなかった肌内部の状態を知ることや、 将来の肌ダメージのリスク評価や、さらに遺伝情報をもとにパーソナライズされ た美容アドバイスやスキンケアを提供することで、肌状態の改善・予防への道が 拓けることが期待される。
・皮脂RNAモニタリング技術で、1人あたり約13,000種類のRNAを抽出し、RNA 発現量を測定。あわせて肌や健康状態のデータを取得。
・機械学習・深層学習技術によって皮脂RNA発現データ等を学習し、肌、皮膚、体 内の因子状態を推定する予測モデルの構築を目指す。
出典:「G検定公式テキスト第2版」読者WEB特典(翔泳社・2021年)より