「E資格(エンジニア)2019 #1」結果発表

「E資格(エンジニア)2019 #1」結果発表
〜245名のディープラーニングエンジニア合格者が誕生〜

 
ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指す「日本ディープ ラーニング協会」(理事長:松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科 特任准教授、英称:Japan Deep Learning Association、以下 JDLA)は、第 2 回目のエンジニア資格試験となる「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2019 #1」(以下 E 資格)を 2 月 23 日(土)に実施いたしました。
今回の試験の受験申込者数は計 396 名(E 資格 2018:342 名)、受験者数は 387 名(E 資格 2018:337 名)でした。そのうち、合格者は 245 名で、合格率は 63.31%という結果になりました。2018 年 9 月に実施した第 1 回 E 資格と併せて 479 名のエンジニアが輩出されました。
また、各科目の平均得点率は、応用数学 66.77%、機械学習 64.91%、深層学習 55.51%でし た。
受験者 387 名の年齢層は幅広く 10 代から 60 代に渡ります。その中で最も多いのが 20 代で、 次に多い 30 代も含めると、全体の 69%に及んでいます。業種では、ソフトウェア業と情報処 理・提供サービス業が多く、全体の 57%を占めました。そのほかでは、製造業、運輸・通信業、 金融・保険業、不動産業、医療・福祉業、学生など幅広い業種の方が、E 資格合格を目指しています。
なお、次回の E 資格は 2019 年 8 月 31 日(土)の実施を予定しております。

<年代別の受験者数>

<業種別の受験者数>

<職種別の受験者数>

<役職別の受験者数>

 

<JDLAの資格試験について>

JDLAでは、ディープラーニングに関する知識を有し、「事業活用する人材(ジェネラリスト)」と、「ディープラーニングを実装する人材(エンジニア)」の育成を目指しております。
■ジェネラリスト・・・
「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して事業応用する能力を持つ人材」と定義し、2020年までに10万人規模で輩出することを目指し、知識面から育成を支援する活動に取り組んでおります。
■エンジニア・・・
「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材」と定義し、2020年までに約3万人の排出を目指しています。
 

<2019年 第1回「E資格(エンジニア)」概要>

名称:JDLA Deep Learning for ENGINEER 2019 #1
概要:ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する
受験資格:JDLA認定プログラム(※1)を試験日の過去2年以内に修了していること(※2)
試験概要:120 分の会場試験にて、107 問を出題
出題問題:シラバスより、JDLA認定プログラム修了レベルの出題(※3)
受験料:一般 32,400 円(税込)、学生 21,600 円(税込)、JDLA 正会員・賛助会員 27,000 円(税込)
試験日:2019年2月23日(土)(実施済み)
(※1)「JDLA 認定プログラム」は、高等教育機関や民間事業者が提供する教育プログラムで、当協 会が別途定める基準およびシラバスを満たすもの。
(※2)プログラム認定「申請中」のプログラムを修了した方も、受験申込可能。
(※3)ソースコードを含む問題については、Python で記述し、かつ Chainer・TensorFlow 等の機械学習系ライブラリに依存しない問題を出題。
 

<「日本ディープラーニング協会」概要>

設立日:2017年6月1日
所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目1番1号 住友不動産御成門タワー9F
理事長:松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科 特任准教授
ホームページ: http://jdla.org
 
【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人 日本ディープラーニング協会 事務局
お問い合わせフォーム:https://www.jdla.org/contact/