「E資格(エンジニア資格)2021#2」結果発表とシラバス改訂のお知らせ

872名が合格、累計3,856名のエンジニア人材が誕生

日本ディープラーニング協会(以下JDLA)は、2021年8月27日(金)・28日(土)に実施した2021年 第2回 エンジニア資格「JDLA Deep Learning for ENGINEER 2021 #2」(以下E資格)の合格者を決定いたしましたので、ご報告いたします。

「E資格2021#2」結果について

「E資格2021#2」の受験者数は、1,170名。そのうち合格者は872名、合格率は74.53%という結果になりました。過去5回と併せたE資格の累計合格者数は3,856名。各科目の平均得点率は、応用数学67.16%、機械学習73.49%、深層学習63.84%、開発環境66.54%でした。

シラバス改訂について

来年2022年8月26日(金)・27日(土)に開催する「E資格2022#2」より、シラバスが改訂となりますので合わせてお知らせいたします。

今回の改訂では、ディープラーニング技術の産業活用が拡大する中で、実務や様々な研究のベンチマークに用いられる手法を追加しております。画像認識・自然言語処理で広く用いられている手法はもちろん、音声認識分野もカバーしたものになっております。また、機械学習のモデルの説明性や距離学習といった分野に依らず重要な項目も追加しました。そして最大の変更点といたしまして、これまではフレームワークによらない実装のみを扱っておりましたが、本改訂ではPyTorchまたはTensorFlowを利用した実装も扱うことといたします。(※E資格を受験される際には、PyTorchまたはTensorFlowを受験者に選択いただきます。なお、E2022#2出題問題のフレームワーク前提バージョンは2022年2月にアナウンス予定です。)

▼新シラバスの詳細は以下のURLをご覧ください。
https://www.jdla.org/certificate/engineer/#engineer_No03

※次回、「E資格2022#1」につきましては現行のシラバスによる試験開催となりますのでご注意ください。

※認定プログラム事業者における新シラバス対応講座のご提供は2022年1月以降となる予定です。

日進月歩するディープラーニング技術に対応するため、JDLAでは1~2年に1回、シラバスを改訂しております。最先端の技術を踏まえたシラバスに基づくE資格の実施により、ディープラーニングを実装するエンジニア人材を育成し、更なる日本の産業競争力向上に寄与することを目指します。

「E資格2021#2」開催概要

<開催概要>

<各科目の平均得点率>

<年代別の合格者数>

<業種別の合格者数>

<職種別の合格者数>

<役職別の合格者数>

<2021年 第2回 E資格(エンジニア資格)概要>

名  称:JDLA Deep Learning for ENGINEER 2021 #2
概  要:ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する資格試験
受験資格:JDLA認定プログラムのいずれかを試験日の過去2年以内に修了していること
(ただし、「E資格2020#2」中止に伴い「E資格2021#1」~「E資格2022#2」までは過去2年半以内まで有効とします)
試験概要:120分の会場試験にて、105問を出題
試験会場:全国の指定試験会場から、お申し込み時に選択
出題範囲:シラバスより、JDLA認定プログラム修了レベルの問題
受 験 料:一般33,000円(税込)、学生22,000円(税込)、協会会員27,500円 (税込)
試 験 日:2021年8月27日(金)・28日(土)

次回、「E資格2022#1」は、2022年2月18日(金)・19日(土)を予定しております。

JDLA認定プログラムについて

JDLA認定プログラムとは、JDLAが実施するエンジニア資格(JDLA Deep Learning for ENGINEER、以下E資格)の受験資格を得るために修了が必要となる教育プログラムです。プログラム認定を目指す教育事業者からの申請に基づき、その教育プログラムが、JDLAが定める最新のシラバスの内容を網羅しているか等を審査し、認定推奨しています。詳細や最新情報はJDLAホームページ(https://www.jdla.org/certificate/engineer/programs/bizlist/)でご確認ください。