G検定・E資格合格者を対象とした「CDLE(シードル)ハッカソン」 結果発表に関するお知らせ

G検定・E資格合格者を対象とした「CDLE(シードル)ハッカソン」
結果発表に関するお知らせ

ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指す「日本ディープラーニング協会」(理事長:松尾 豊 東京大学大学院工学系研究科 教授、英称:Japan Deep Learning Association、以下JDLA)は、「JDLA Deep Learning for GENERAL」(以下G検定)と「JDLA Deep Learning for ENGINEER」(以下E資格)合格者の更なるスキルアップおよびスキルの実践の場、合格者同士または合格者と企業・研究機関との交流の機会を提供し、ディープラーニング人材のさらなる技術向上および活躍に貢献することを目的に、「CDLE(シードル:Community of Deep Learning Evangelists)」メンバーを対象とした、「CDLEハッカソン」を2019年8月31日(土)から2019年9月28日(土)にかけて開催し、2019年9月28日(土)に最終報告会を開催いたしましたので、お知らせいたします。
この度開催した「CDLEハッカソン」は、スポンサーである矢崎エナジーシステム株式会社(代表取締役社長:矢﨑 航、本社:東京都港区)より提供いただいたデータをもとに、資格試験で得た知識を活かし、データの利活用およびAIモデルの開発に取り組み競うものです。ハッカソン参加者は、メンター6社に5名(ジェネラリスト3名+エンジニア2名)ずつ選出していただき、5名×6チームの計30名にご参加いただきました。
CDLEハッカソン初日の2019年8月31日(土)に株式会社GAUSS(代表取締役:宇都宮綱紀、本社: 東京都渋谷区)にてキックオフし、各チームはメンターのサポートを受けながら1ヵ月間、開発に取り組んでいただきました。
CDLEハッカソン最終日の2019年9月28日(土)には、株式会社FiNC Technologies(代表取締役 CEO:溝口 勇児、本社:東京都千代田区)にて最終報告会を開催し、全6チームの発表と審査を行い、大賞と矢崎賞を決定いたしました。審査の結果、大賞にABEJAチーム、矢崎賞にGAUSSチームが選ばれました。
JDLAは引き続きディープラーニング人材の育成に注力してまいります。

<CDLEハッカソン審査結果>

■大賞

チーム名: ABEJAチーム
作  品  名: Tachotify(タコティファイ)
作品概要: 運転状況や景色に合った楽曲をSpotify(音楽発見サービス)のプレイリストから選曲&再生
※ Tachotifyは、“Tachograph”(タコグラフ)と“Spotify”(スポティファイ)を組み合わせた造語

■矢崎賞

チーム名: GAUSSチーム
作  品  名: Escher(エッシャー)
作品概要:

①運送経路に対する最適なドライバーをレコメンド
②トラックドライバーに対して運送経路上で休憩可能な場所をレコメンド

■大賞審査基準

①産業・社会的なインパクト
誰の何の問題を解いているのかが明確で、その影響度が十分に大きいこと

②先進・独自性
アイデアや実装方法、データへのアプローチがユニークであること

③技術力
提示されたデータ活用が取り入れられているか、また、機能が実際に動作しているか

<CDLEハッカソン出場チーム・作品概要>

  • ABEJAチーム「Tachotify(タコティファイ)」
    運転状況や景色に合った楽曲をSpotifyのプレイリストから選曲&再生
  • FiNC Technologiesチーム「お困りごと発見!DegiTacho Navi」
    走行中の現在地から5、15、30分後の位置を推定し、周辺のコンビニやトイレ、ガソリンスタンド、飲食店情報をレコメンド
  • GAUSSチーム「Escher(エッシャー)」
    ①運送経路に対する最適なドライバーをレコメンド
    ②トラックドライバーに対して運送経路上で休憩可能な場所をレコメンド
  • HEROZチーム「発見!道路の異常スポット」
    道路上の異常地点を検知し地図上に可視化
  • KUNOチーム「リアルタイム路面予報」
    走行予定ルート上の危険地点情報と現在の降雨地点情報の表示
  • Neural Pocketチーム「あなたのドライビングパートナー CALEXA」
    CALEXAがドライバーとの対話を通じて長距離運転のストレスを軽減
    運転後に走行データを分析し運転スコアを数値化

<CDLEハッカソン実施概要>

主催: JDLA
運営: JDLA産業活用促進委員会
概略: G検定/E資格の知識を活用したデータ活用アイデア創出およびAIモデル開発
期間: 2019年8月31日(土)~2019年9月28日(土)
表彰: 大賞1本、矢崎賞1本
参加者: JDLA Deep Learning for GENERAL/ENGINEER 合格者30名(5名×6チーム)
審査員(氏名五十音順):

浅川 伸一氏(東京女子大学 情報処理センター博士/JDLA有識者会員)
佐藤 聡氏(connectome.design株式会社 代表取締役社長/JDLA理事 兼 産業活用促進委員長)
藤吉 弘亘氏(中部大学 工学部ロボット理工学科 教授/JDLA有識者会員)
矢﨑 航氏(矢崎エナジーシステム株式会社 代表取締役社長)
山下 隆義氏(中部大学 工学部情報工学科 准教授/JDLA有識者会員)

メンター(社名アルファベット順):

株式会社ABEJA、株式会社FiNC Technologies、株式会社GAUSS、
HEROZ株式会社、株式会社KUNO、ニューラルポケット株式会社

スポンサー(社名アルファベット順):

<テーマ提供スポンサー>
矢崎エナジーシステム株式会社
<ゴールド協賛スポンサー>
華為技術日本株式会社、株式会社ステッチ
<シルバー協賛スポンサー>
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
<リソーススポンサー>
株式会社ABEJA、株式会社A.L.I. Technologies、株式会社FiNC Technologies、
株式会社GAUSS、ペガラジャパン合同会社

協力: 株式会社ギブリー
CDLEハッカソンWEBサイト: https://www.jdla.org/comm/ba/hackathon/

【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人 日本日本ディープラーニング協会
お問い合わせフォーム https://www.jdla.org/contact/