「G検定」や「E資格」によるリスキリングをきっかけに、組織内で新たな立ち位置を獲得した、またキャリアチェンジ・キャリアアップの機会を得たという、「リスキリングによってキャリアアップの可能性をつかんだ事例」をご紹介いたします。
いち早くAIについて学ぶことで、社内のAI第一人者として活躍。
[Point]
・社内にデジタルについて詳しい人がいなかったので、チャンスと感じリスキリングを
始める。
・リスキリングで得た知識が商談につなげる。
・自身の成功体験をもとに、社内の人材育成へ。
・名前:ふみすけさん
・年齢:35~39歳
・試験合格回:G2022 #1
・仕事内容:医療機器の商社にて営業職、最近ではAIを搭載した医療機器も上市されています。
リスキリングのきっかけ
当時、自分の所属する企業が医療ICT製品の取り扱いが始まり、ほとんどの社員はデジタルについてスキルやリテラシーを持ち合わせていなかったため、リスキリングのチャンスだと感じました。AIについて直向きに学び、社内では、AI第一人者として認識されるようになりました。
リスキリングの取組内容
Di-Liteを参考にG検定をまず取得し、続きITパスポートを取得、今後DS検定リテラシーレベルにも挑戦します。AIは特によく学び、松尾研の主催の講座を履修したりして様々な知見や情報を得ることが出来ました。JDLA主催のセミナーを通し、iSurgeryの情報を社内でもいち早く獲得することができ、商談へと繋げることが出来ました。
リスキリングの効果
✓キャリアアップにつながった
✓異動や転職などキャリアを変えるきっかけになった
✓売上や利益のアップに繋がった
AIについて、社内における第一人者になることができ、今年度の全社キックオフにて医療と生成AIという内容で演者に選出されました。また、社内におけるデジタルリテラシーテストでは首位を獲得、今後DX推進室への転籍も検討されています。
このAIにおける一連の流れは一つの成功体験として捉えており、他の社員に向けて共有したい、人材育成に携わりたいという気持ちが大きくなりました。人材育成について、体系的に学びたいと感じ来年度の入学を目指し経営大学院を受験しています。
今後の挑戦について
社員の人材育成、特にデジタルリテラシーの獲得、巻き込む力について、ヒントと実践力を得るため、現在CDLE 2.0プロジェクトに参加しています。広報としてCDLEを盛り上げるためにメンバーと一丸になって頑張っています。CDLEの活性化に向けて、プロジェクトを成功させたいです。
社内推奨されている資格を積極的に取得、取得で止まらないため学び続ける。
[Point]
・リスキリング旗振り役として様々な資格を取得。
・ChatGPTなどの生成AIの流行からAIの学習を開始。
・試験日を期日とすることで、だらけずに学習ができた。
・名前:I.Kさん
・年齢:55~59歳
・試験合格回:G2023 #4
・仕事内容:創業75年目のスポーツアパレルメーカーにて、東京本社経営推進課で就業しています。社内リスキング促進、経営推進、人事採用~研修、労務・就業管理、請求関連、総務、テナント管理全般等と幅広く行っています。
リスキリングのきっかけ
当社社長の勧めが大きいです。当社リスキングの旗振り役として、2年前より全社員に奨励されました。社長直下にて全社員に模範を示すため資格取得を開始。業務との兼ね合いで最初は苦労しましたが、本来負けず嫌いも有り頑張りました。その結果、G検定受験迄に7つの資格及び試験に合格。その中で、昨年春に「G検定」を知りました。GPTが世の中を圧巻していたので「AI」の資格ということでどうしてもパスしたいと思い、G検定の勉強を開始しました。因みに、現在もリスキング中です。※更に2資格パス(2024.4月現在)
リスキリングの取組内容
前述した通り、当社社長の提案にて本格的に資格取得を中心に勉強しています。以前よりセミナー参加、情報収集、多読書はしていたつもりですが、検定や試験は合否がはっきりしているので別物として取り組みました。G検定を受験する迄に、「ネットショップ実務士L1」、「ネットショップ実務士L2」、「ネットショップ実務士L3/M3」、「ITパスポート」、「IoT検定ユーザー試験パワー・ユーザー」、「IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ」、「+DX認定試験」をクリア。次は大本命の「G検定」です。
勉強方法は、各資格奨励教科書(テキスト)複数とシラバス(主にネット)、問題集を勉強しました。就業時間以外はテキスト等肌身離さず常に意識の中に有るようにしました。電車移動の間が私的には一番良かったです。G検定後、「AIパスポート」を受験。無事合格しました。これも、今迄の受験勉強パターンを生かしました。思い参考書をカバンに毎日入れると、「早くこの環境からさよならしたい」と思いますが、パスすると軽くなったカバンが心配で次のターゲットを考えてしまいます。良い習慣になりました。後、検定を受験する場合は、期日を設けた方が良いと思います。〇月後には受験だと思うと、ターゲットが明確になります。ダラダラしない方が良いと思います。
リスキリングの効果
✓キャリアアップにつながった
✓起業や新しい事業企画の実現などに繋がった
✓副業やリモートワークなど、新たな働き方の実現などに繋がった
「資格は必要ない」、「時間がない」などネガティブな意見も有ります。個別知見なので以下はあくまで個人的な意見です。
人的リソースが年率4割劣化する時代に、「リスキング」という言葉を投げ掛ける事、企業としてDXを推進していかなければいけないと発信することは疑問です。「選択肢」では無く「必然」ではないでしょうか。そのような中、実際に試験を受けると1点でも足りないと不合格です。年齢も経験も学歴も何も役に立ちません。実際に試験を受けると、私より若い人が殆どです。「いいわけ」が無い勝負なのでモチベーションになります。「みんな頑張っているから自分も」と思える環境は得る事が大きいです。「資格が目的では無く、実務にどう生かしていくか?」、「あの人資格取るだけだね」と言われないように生かしていきたいです。
そういう意味では「知行一致」が理想です。基礎教養が無ければ、課題定義に対して的確な角度でアプローチ出来ません。常にリアルと向き合って向上したいです。
今後の挑戦について
現在UXについて学んでいます。アフターデジタルの世界にて、カスタマージャーニーは大切なので得る事が多いです。この検定もあるので春頃には受験したと思っています。今後、資格については、業務に生かせるもの、興味あるものは検討したいです。それと共に、リスキングの大切は身をもって感じるので、相手方から相談されたら喜んで応対したいと思います。このような世界を見せて頂いた当社社長には、「業務(成果)としてお返し出来たら」というのが私の挑戦かも知れません。
G検定
合格者インタビューは
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E資格
合格者インタビューは
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